兵庫県丹波市青垣町にある、青垣ICで降りて10分のところにある
そば処 大名草庵(おなざあん)。
石臼挽手打ち十割蕎麦のお店です。
アマゴ焼のお店からほど遠くないところに大名草庵はありました。
グッドタイミングで駐車場が空き、車を滑り込ませて入り口に向かいます。
ほどほど混んでいそうな雰囲気です。
蕎麦屋の雰囲気たっぷりのかやぶきの家屋。大名草庵の看板もいい味だしてる!
以前は陶芸家のアトリエとギャラリーだった茅葺古民家を改装、平成20年にオープンしたとあります。
10年以上前にすでに営業されていたのですね。
お店の名前「大名草(おなざ)」は地名からとったそうです。
入り口に張り紙があり、読んでみるとなんとここは予約制。
事前によく確認するべきでした。
でもせっかくここまで来たし…予約なしでも大丈夫かどうか聞いてみました。
すると、15分少々待てば入らせていただけるとのこと。良かった・・・
待っている間に周辺を散策。
すぐ近くまで山がせまり、水のきれいな小川がさらさらと流れ、蕎麦屋の立地にぴったりな雰囲気です。
蕎麦屋の家屋の隣、階段をあがったところにコテージのような建物もあり、オーナーの自宅あたりかなと思っていたら、できた蕎麦を店員さんがコテージまでわざわざ運んでいるのを見かけたので、そこにも客間(ファミリー向け特別室?)があるのかもしれません。
入り口や勝手口の戸が開くたびに、漂ってくる、芳醇なそばつゆの香り。
ここも美味しい蕎麦を出してくれるに違いない!と確信。
そしてますますお腹がすいてきました。
やっと名前がよばれ、多人数がぐるりと円座できる大テーブルに通されました。
シンプルに、もり蕎麦と野菜の天ぷらをオーダー。
メニューには鯖寿司などもあり、おすすめの一品のようです。
加古川の原流水で打たれた十割の蕎麦。まずはそのままひとくち、そして塩をつけてひとくち。
本当においしいお蕎麦は、そのままか、塩だけでもいただけてしまう蕎麦なんだろうな、と、ここでも再認識しました。
蕎麦にこだわりがあって、自信のあるお店は必ずと言っていいほど「塩(岩塩が多いかも)」も添えられているような気がします。
「古民家で提供されるこだわり十割蕎麦」
これから蕎麦屋さんを選ぶ時のキーワードになっていきそうです。
大名草庵 ホームページ(予約制です!)
https://onazaan.wixsite.com/soba-onazaan