聖飢魔Ⅱライヴ　　岡山市民会館

青春時代に夢中になったもの、JAPANESE ハードロック、ヘビーメタル。

聖飢魔Ⅱにもうなされていた時期がありました。

2023年1月21日に岡山市民会館で開催された『聖飢魔Ⅱ　The35＋＋th　Anniversary TENACIOUS GREAT　BLACK MASS TOUR』。

岡山市が地方巡業最終日、ライブ中のMCでは、岡山市民会館での黒ミサはなんと29年ぶり！とのこと。

私自身、聖飢魔Ⅱのライブは2度目。たぶん29年前のツアーの時に島根県の出雲市民会館に行ったのが確か初めてだったな…と思い返しました。

チケットはもちろんSOLD OUT。

取れた席は2階の後ろの方だったけれど、オペラグラスを駆使しながらステージに食らいつきます。

推し一番はギターのルーク篁。

歳を重ねてますます妖艶さが出てきたみたい。

会場ロビーには、メンバーのスタンドパネルが飾られていました。

青春時代に夢中になったバンドがいまだに目の前で演奏していて、そしてそれを再び見ることのできている自分がいる。

なんて幸福なんだろう。

このバンドを好きになった自分、すごい！と自画自賛。

コロナ感染対策のため、曲の合間に大声を出すことは禁じられていたけど、今はメガホンマスクというのがあってそれを装着すれば声を出すことができるみたいです。

メガホンマスクを持っていない人が唯一できることは拍手。

大きく長めの拍手に思いを込めるしかありません。

気にせず声を出せるライブはいつ戻ってくるのでしょうか？…なんとなくだけど、もう近いのかな、と思ったりします。

私が歳を重ねた分、聖飢魔Ⅱのメンバーもそうなわけで、MCでは「歳とって物忘れが…」「老体が…」などの発言もあって、そのたびに苦笑。

だって自分もそうだから。

周りを見ても妙齢なお客さんが多めなような気がします。

昔もそうだったけど、ライブが終わった後は、何とも言えない寂しさでいっぱいになります。

暗くなった岡山の市街地を歩きながら、耳に残った余韻を繰り返し確かめるしかありません。

今回のライブでますますこの曲が好きになりました。この曲を聴いたら、たぶんこの岡山の夜を思い出すんだろうな。

「嵐の予感」
https://youtu.be/cUU-5OCSMvc

また来るよ、岡山！