ライムライト

ドライブがてら鹿久居島の山本農園に行って『すももジャム』を買おう!   

すももジャム
知る人ぞ知る、これが一度食べるとクセになる『すももジャム』

鹿久居島は、瀬戸内海に浮かぶ自然豊かな島。

以前は離れ小島だったのが、日生大橋ができて渡れるようになった島です。

瀬戸内にはたくさんの島がありますが、岡山県でいちばん大きい島。

『山本農園』は、道路沿いに位置しているので、日生大橋をわたってまっすぐ進めばすぐ到着できます。

山本農園は旬の果物を栽培しており、みかん狩りや直売所での販売を行っています。

自社で育てた旬の果物を、ジュースやスムージー、アイスクリームなどに加工して販売もしています。

すももジャム」以外にも、やまもも、キウイ、フェイジョア、きんかん、ナツミカン・・・など、数種類のジャムも販売しています。

すもも以外いくつかのジャムも食べてみた結果、

やはりコレです!「すももジャム」です。

「ひなせうみラボ」のスタッフのおすすめから・・・

すももジャムを知ったのは、「ひなせうみラボ」のスタッフさんの一言でした。

「ひなせうみラボ」というのは、鹿久居島のとなりの頭島(かしらじま)にある、道の駅的な施設のこと。

グラウンドゴルフ場などもあり、見晴らしがとてもよくて、瀬戸内のおだやかな雰囲気を感じることができる場所です。

 

もちろん、お土産売り場もあり、数種類のジャムに目を奪われ、どれを買おうか迷っていたところに、売り子スタッフさんのコトバ。

「そのなかでも、すももジャムが特においしいですよ!」

何よりも確信に満ちたその言葉でした。

その言葉に嘘偽りない雰囲気を感じた私は、

迷わずすももジャムを購入。

画像のとおり、素朴な手書き風のラベル。

山本農園の子どもさんかお孫さんが書いたイラストなのかなあ、と思える、ほのぼのしたラベル。

これが!

「なにコレ!ジャムでこんな味再現できるんだ!」

というのが、初めて食べたときの驚き。

ジャムを作る過程では、すごくたくさんお砂糖を入れるイメージがあります。

が!それにしても、これだけ「すもも」本来の風味とあの絶妙な酸っぱさを、ジャムにこれだけ残せている調合の仕方って?

こういうのが一流ジャムというんじゃないだろうか⁉

「クセになる」とは、こういうことなのでしょう。

そして、この「すももジャム」のお値段、買った時点では450円だったと記憶しています。

普通道の駅などで売られているジャムと比較しても、リーズナブルなお値段。(※2023年12月現在は500円になっています。資材価格高騰の煽りがここにも・・)

トーストしたパンにつけても、ヨーグルトにトッピングして食べても、ただ口(方言でそのまま舐める、という意味)で食べても、

すももの「キューン」とした甘酸っぱさが、味覚を刺激するのです。

そして、「すももジャム」の製造元の「山本農園」さんの存在を突き止めてからは、

山本農園直売所

そこの直売所にわざわざでかけて買いに行くほどのヘビーリピーターとなったのでした。

すももジャム
ジワジワくるこのラベル・・

直売所では、旬のフルーツのジャムやマーマレード、ペーストなどが何種類も並べられていて、見ているだけでワクワクします。

鹿久居島の楽しみ方はコレ!

山本農園さんの直売所は、とてもわかりやすいところにありますが、

その周辺の見どころも紹介しておきたいところがあります。

日生大橋を渡ってそのまま進むと、まもなく道路沿いの舗道の柵ににこんなものがあるのが見えてきます。

道沿いのオブジェ
キラキラ光りながら回る!

缶ビールの空き缶で作った提灯のようなもの。

風が吹くと「カラコロ」と心地よい金属音を奏でて回転する提灯のようなもの。

あ、こういうリサイクルの方法もあるのですね。

スーパードライならシルバーの輝きを、金麦の5%なら青色の輝きを放つ、オブジェ(と呼ぼう・・)。

鹿久居島の名物となるのではないでしょうか。

山本農園の直売所でも1コ100円で販売されていました。

もうひとつ、山本農園の駐車場から瀬戸内の小島が眺められますが、その中でも、どうしても目を引いてしまう島があります。

それは、「鴻島(こうじま)」。

鴻島(こうじま)
山本農園の駐車場から見える「鴻島」

この距離からでも、大きな別荘らしきものがいくつか建てられているのがわかります。

そして同時に、なにかしら感じてしまう不気味さ・・

さっそく調べてみると、

どうやらこの鴻島、以前メディアにも取り上げられていた島だったようです。

鴻島(こうじま)について

鴻島は、岡山県備前市日生町に属する瀬戸内海の島。

島の面積は約2.07平方キロメートルで、現在の人口は30人ほど。

島にはミカンや牡蠣の産地として知られるほか、別荘の島としても有名。

1980年代のリゾートブーム時に大規模な別荘地開発が行われ、300軒以上の別荘や保養所が建設された。

しかし、その多くが放棄され廃墟化している。

現在でも別荘が建ち並ぶ光景を見ることができるが、島の人口は減少傾向にある。

鴻島には日生港から定期船で約15分で行くことができる。

島には海水浴場や潮干狩り場、釣り場などがあり、自然に触れ合うレジャーが楽しめる。

また、島の歴史や文化に興味がある方は、古墳や土器が出土した遺跡や、平安時代に都人が往来したと伝えられる神社などを訪れることもできる。

鴻島の別荘群は、瀬戸内海の美しい景色と静かな環境を求める方にとって魅力的な場所であるが、島の将来は不透明な状況。

コパイロットくんより

1980年代のリゾートブーム時に、関西方面のオーナーがこぞって建てた別荘が、

バブル崩壊後には次々と閉鎖され、今ではそのほとんどが廃墟と化しているようです。

不気味な雰囲気は、やはり廃墟から漂っていたものだったのですね。

人が住んでいる家とそうでない家は、ここまで醸し出すものが違う、ということには改めて不思議さを感じます。

最近では、謎の中国人が鴻島の格安物件を購入して住んでいる、なんて記事も見かけました。

廃墟好きな私としては、鴻島に渡って(船でしかいく手段はなありませんが)、廃墟探訪をしたい欲求にかられましたが、

それはまたこの先に取っておきたいと思います。

まだまだある、山本農園のオススメ!

先日、山本農園さんに行った折に飲んだ、「すももジュース」。

すももジュース
色も美しい、すももジュース。飲んで少し減ってます(-_-;)

ジャムと同じく、砂糖控えめ?を思わせる絶品のジュースでした。

後味がすっきりするのは、まぎれもなく余計なものが含まれていないジュースだという証拠!

果物の収穫される時期に合わせて作られる加工食品は、どれも食べたいものばかりです。

スムージーも濃厚でオススメ。注文したその場で作ってもらえます。

 

そして、

最後に・・

幻のミックスジュースと呼ばせていただきたい、スペシャルミックスの「ピンクのミックスジュース

ピンクのミックスジュース
ピンクのミックスジュース

もも、いちじく、さくらんぼ、メロン、やまもも。

山本農園で収穫されたフルーツをミックスしまわした、幻ともいえるスペシャルミックスジュース!!

・・今年は飲みそびれましたが、来年こそリベンジ(?)狙います!!

コレ、絶対おいしいに決まってる!

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