ライムライト

エコーポップ(Echo Pop) コンパクトスマートスピーカー

音楽と会話を楽しむ新感覚スマートデバイスを使ってみた!

エコーポップ ラベンダー
ラベンダー色のエコーポップ

Echo Pop(エコーポップ)は、Amazonが税込5980円で発売した新しいスマートスピーカー。

エコーポップとは

このコンパクトなスピーカーは、リンゴをまっぷたつに切ったような形状で、手のひらに乗るくらい小さい。

そのたたずまいは、味噌汁がこぼれたときのお椀のようですが、底はちゃんと平らになっているので安定感はあります。

充電式ではなく、付属の電源アダプタをポートに差し込んで使用します。

ボタンも3つしかありません。

普通に置いてみる、ひっくり返してみる・・・

ふと、アニメ「天空の城ラピュタ」のロボット兵を思い出すのは私だけでしょうか・・?

このエコーポップ、その機能を知れば知るほど、使えば使うほど『優れモノ』ということがわかってきました。

スピーカー専用として使うもよし!

アレクサに話しかけて、いろいろ働いてもらうのもよし!

スマートホーム製品と連動させて近未来的な部屋に変身させてしまうのもよし!

部屋にひとつあればかなり楽しめるホームデバイスです。

エコーポップ

yusura

エコーポップを実際に使ってみて、これはイイな!と感じたところを挙げていきますね。

エコーポップのここがおすすめ!

1.どこにでも置ける

設置面積が小さいので、あまりスペースがない場所でも、どこにでも「チョコン」と置けます。

とはいえ、斜めの場所はやめましょう。重心のバランスが乱れると、エコーポップでもやはり転がり落ちます。

でも、電源アダプターにつながれているので、あまり大きなダメージにはならないとは思いますが。

2.音質は意外に良い

エコーポップは小さなボディからは想像できないほど高音質。音量を上げればそこそこ迫力のある音が出ます。

低音が好きで重厚感のある音質が好きな方は少し物足りないかもしれませんが、音楽などをBGM的に流して気軽に楽しむのであれば十分な音質です。

3.簡単なセットアップ:

Alexaアプリを使って簡単にセットアップできます。本体をあれこれいじることはありません。

Wi-Fiネットワークと自動的に接続し、1〜2分でセットアップが完了します。

エコーポップの上部にあるアーチ形のライトバーの色がとてもキレイで、その色によって作動状態がわかります。

4.声だけで音楽再生ができる

「Alexa(アレクサ)、○○して!」

おなじみの呼びかけで、Amazon Music、Apple Music、Spotifyなどお好みの音楽、ポッドキャスト、オーディオブックなどを再生できます。

スマホのSpotifyをBluetoothでつないだ時は、始まりの音量のレベルが少し低いのでは?と感じました。

やはりAmazon Musicと相性が良いように作られているような気がします。

でも、「リラックスする曲をかけて」とか「寝る前の曲を流して」とかお願いすると、この選曲がまたセンスいい!

雰囲気のいい喫茶店とかで流れるバックミュージック的な曲です。すばらしい。

エコーポップ

ここで、なぜ最初に呼びかける名前(ウェイクワード)が「Alexa(アレクサ)!」なのか?ということをおさらいしておきます。

Alexa(アレクサ)の由来

  1. 日常生活で使わない言葉を選んだ
    • アマゾンは「Amazon Echo」向けのウェイクワードを選ぶ際、人々が日常生活で使わない言葉を選ぶことを条件としました。
    • この条件は理にかなっています。日常的によく使う言葉でスマートスピーカーが誤作動するのは避けたいですよね。
  2. 「Alexa」という単語の選定
    • 開発チームはさまざまなワードをテストした後、最終的に「Alexa」という言葉を選びました。
    • この単語は、発音が認識しやすく使いやすいことが選択のポイントでした。
  3. アレクサンドリア図書館の連想
    • 「Alexa」は、古代エジプトのアレクサンドリア図書館を連想させるワードでもありました。
    • アレクサンドリア図書館は世界中の文献を収集することを目的として建設され、最古の学術の殿堂とも言われています。
コパイロット くんより

私は「スマートホーム」としての利用は考えていませんが、エコーポップ設定の際、

スマホのアプリをあれこれいじっていた時に、下の階にあるテレビもつないでしまっていたようで、

何かの拍子にテレビを点灯させる命令が働いたらしく、暗い居間でテレビが点いていたのに驚いたことがありました。

「スマートホームって、こんな感じか~」と納得したのでした。

5.アレクサと遊べる

スマホのアレクサアプリとあまり遊んだことがなかったので、このエコーポップでそれを実感することになりました。

よくある質問例はとりあえずすべて試してみて、その精度の高さを実感。

なかでもよくできているな~と感心したのが、

・メジャーではないアーティストの昔の曲などをリクエストすると、Amazon Music Unlmitedの有料プランを優しい口調で紹介してくること。

・あまりメジャーではないバンド等をリクエストすると、「〇〇〇(バンド名)とそれに似たアーティストの曲をシャッフル再生します」と、違う曲を流してしまうことに対する危機管理がなされていること。

・ライトバーが黄色に光っていたら、メールが来ている合図なのだけど、アレクサに「メールを読んで」とお願いすると、それはアマゾンショッピングからのお知らせ。でも、注文した商品がいつ届くか知らせてくれたりすることもあるので、そういう時はとてもありがたいですね。

アレクサをもっと楽しむための質問例

1.夜就寝するとき

「寝る前の音楽をかけて」というと、アレクサがささやき声になります。

そして、「あなたもささやき声で言ってください」と、夜の時間帯だということに気を使ってくれます。

ついでに「寝る前の昔話をして」と子どもなみに頼むと、ささやき声で昔話を始めてくれます。が、ささやき声なので昔話につい全集中してしまい眠れなくなってしまいます。

かかっていた音楽の音量も極限まで落とされ、昔話のバックミュージックでずっと流れ続けています。

いい感じ。

「1時間後に音楽止めて」もきっりと守ってくれる。

2.「ダジャレを言って」「ジョークを言って」「笑わせて」

これはぜひやってみてほしいコミュニケーション。

アレクサ、なかなかやります。ちゃんと笑えます。

アレクサが事務的に答えた後の一瞬の静けさがクセになること間違いありません。

エコーポップの色は全部で4種類。

アマゾンのセールがある時などは、お安くなることも多いですよ。

エコーポップ

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